社会

新型肺炎で品切れ・買えないマスク!意味ない?その効果と手作りマスクの作り方

新型コロナウイルス肺炎でマスクが品切れ・買えないといった状況になっています。そもそもマスク着用に意味があるのか、簡単な手作りマスクの作り方(再利用可能版・使い捨て版)を調べました! 自分たちでお互いの健康を守りましょう!!

新型コロナウイルス肺炎で品切れのマスク。買えない混乱状態が起きています

感染者が増え続ける新型コロナウイルス。対策のためのマスクが店頭から消える事態が起きています。我が家ちかくのスーパーでも品切ればかりです!

ネット上では買い占めたマスクを転売する動きもあり話題になっています! そりゃ品切れ・買えないになります!30枚で5000円なんて、普段ではありえない値段がついていますね(汗)

品切れ・買えないマスク。新型コロナウイルスへの効果は?そもそも、つける意味あるんでしょうか?

マスクだけでウイルス感染は防げません!!

『新型コロナウイルスを通さない効果』があるマスクはあるの?

ウイルスは普通のマスクの繊維の隙間など簡単に通過します。

しかし、ウイルスの空気感染予防策として現場で用いられている『フィルターの細かいの特殊なマスク』は存在します。

空気感染を起こす病原菌は、0.5μm以下の飛沫核となり空気中を浮遊します。

N95マスクは、最も捕集しにくいと言われる0.3μmの微粒子を95%以上捕集できることが確認されているマスクです。

3Mより

でも、N95規格のマスクは、呼吸がしにくく、普段の生活でとてもとてもできるものではありません!!!【着用して働いた経験あり】

WHOの新型コロナウイルスに対するマスク効果への見解は?意味ある?

WHO世界保健機関は新型コロナウイルスについて

必ずしもマスク着用は感染予防にはならない

と述べています。そのうえで、

感染した人は、流行を広げないためにマスクをすべき

としています。ここが一番大事と思うのですが、「マスクしても意味ないとWHOが言った」というような情報が流れていて困惑!(汗)

予防には手洗いの方が効果的ですが、流行を抑えるには、患者の飛沫を物理的にとどめてくれるマスクは重要な効果があるということです。

潜伏期間が10日あり、軽症者も多い中、誰が、「自分の風邪は新型コロナウイルスのものではない」と断言できるでしょうか?

コロナウイルスが気道に入ることをマスクで防ぐことはできませんが、マスク着用によって鼻やのどの湿度を保つ効果は大切な予防策になるはずです。

一部スーパーでは身だしなみのルール徹底として、接客時のマスク着用を原則禁止としていますが、従業員から感染者が出た場合、「禁止」とした責任をどうとるのでしょうか?

電車・バスなどの公共交通機関や学校・商業施設など人が密集してすごす場所では、マスクを着用する意味はあると思います。

2mも飛んでしまうくしゃみの飛沫をマスクなしでどうやって止めますか??

以下は厚生労働省のYouTube画像です

↓マスクをすることで、飛沫が飛び散ることを防ぐことが分かります。

また、最近では、イベント参加、施設入場時にマスクの着用を義務付けているところもあります。予防効果がないとしても、感染拡大を防ぐ効果はあるので、正しい判断と考えます。

マスクの着用は、飛沫が飛ぶのを防ぐエチケットです。

厚生労働省HPより

咳やくしゃみをするときは口を布で覆ってフィルターにすること。

飛沫や鼻水がついたティッシュなどはすぐに捨てることが大切ですね!

新型コロナウイルスへのマスク着用の効果と意味のまとめ

マスクでウイルスが入るのを防ぐことはできませんが、以下の効果が期待できます

  • 気道の湿度を保つことでウイルス感染を抑える効果・・・鼻水や唾液でウイルスが侵入する前に洗い流せるようにしましょう!
  • くしゃみなどの飛沫から無自覚にウイルスを周囲に拡散しない・・・持っているかもしれないウイルスを自分のところだけで留めましょう!
    軽症無自覚な自分から始まって50人感染うち〇人死亡なんて怖すぎます
  • お互いの安心感・・・接する人がお互いマスクをつけている安心感。あると思います。『皆でお互いにエチケットを守る』という意識が大切だと思います。 
    満員電車で隣の人がマスクなしでくしゃみをしたら、普段でも嫌な気持ちになるはずです!

新型コロナウイルスでマスクが品切れ買えない時には・・・簡単手作りマスクを!!

日常つかうマスクは、ウイルスの通過を阻止する目的ではありません。

物理的に飛沫を留めること、口腔内の湿度を保つこと、お互いの不安感をあおらないこと

この三点に着目すると、手作りでも十分と考えます。

布・ガーゼでつくる。簡単!手作りマスクの作り方

使用後に洗濯・消毒などが必要ですが、一度作ってしまえばマスク品切れ・買えない!と困ることはありません!

  1. 縦30㎝×横20㎝の布を用意
  2. 顔に合う大きさまでプリーツをつくって縮める
  3. ゴムを通すようにして横を縫う

たったこれだけの作業でマスク品切れ・買えない状況から脱却できます!

手作りマスクの消毒方法

インフルエンザウイルス対策のページですが参考になると思います。

インフルエンザウイルスが「モノ」の表面上で生存し、人への感染力があるのは2~8時間程度と言われています(米国CDCの資料より)。そのため8時間以上放置しておけば、「モノ」から感染することは通常ありません。

8時間以上も放置出来なかったり、患者さんが頻繁に触れるなどして心配なモノは、流水と洗剤でウイルスを洗い流してください。または、以下の方法で消毒してください。

インフルエンザウイルスの消毒には加熱(80度、10分間以上)、塩素系消毒液、70%以上の濃度のアルコールによる消毒のいずれも有効とされています。

さいたま市HPより

放置しているとウイルスではなく、二次感染した細菌が増殖してしまう可能性もあるので、流水と洗剤で洗い流すことが大切です。

キッチンペーパーで作る。簡単!手作りマスクの作り方

キッチンペーパーなら、使い捨てできますね!人込みに入ったあとのマスクはできるだけ捨てたいものです・・・

  1. キッチンペーパーを蛇腹に折る(口に当たる方にガーゼを仕込めたらなおいいですね!)
  2. 両側に輪ゴムを挟む
  3. ホチキスで留める

「!マスクがない〇〇できない!」といった緊急時も活躍するアイデアです!

手作りマスクにノーズワイヤーを付けたらフィット感アップ!!

使い捨てマスクから、ノーズワイヤーを抜いて使いましょう!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでご紹介したマスク着用とともに

うがい、手洗い、睡眠・食事・運動での免疫力の維持

これを心がけて、 世間でのマスク品切れ・買えない騒動や、転売問題に左右されずに、自分たちでお互いの健康を守りましょう!!